奥歯の欠損に被せ物と連動した部分入れ歯を製作した症例
奥歯を多数失い、残っている前歯に噛み合わせの負担が集中していた症例です。保存困難な歯を抜歯し、上の前歯6本を連結した被せ物で補強。被せ物と義歯のレスト・クラスプが適合するよう設計した上下の金属床部分入れ歯を製作し、残存歯への負担に配慮しながら奥歯の噛み合わせを回復しました。
治療前

治療後

「しっかり噛めるようになりたい」とご相談いただいた患者さまの症例です。
長期間歯科医院を受診されておらず、奥歯を多数失い、残っている歯にも歯周病による動揺が認められました。特に前歯は比較的歯質が残っていたものの、奥歯で噛めない状態が続いたことで噛み合わせの負担が集中していました。
今回は欠損している歯の本数や身体的な負担を考慮し、インプラントではなく上下の部分入れ歯を選択しました。ただし、入れ歯を製作するだけでは残っている前歯への負担を十分に考慮できません。
そこで、保存困難な歯を抜歯したうえで、残存歯の補強と噛み合わせの再構築を含めた治療計画を立てました。
長期間歯科医院を受診されておらず、奥歯を多数失い、残っている歯にも歯周病による動揺が認められました。特に前歯は比較的歯質が残っていたものの、奥歯で噛めない状態が続いたことで噛み合わせの負担が集中していました。
今回は欠損している歯の本数や身体的な負担を考慮し、インプラントではなく上下の部分入れ歯を選択しました。ただし、入れ歯を製作するだけでは残っている前歯への負担を十分に考慮できません。
そこで、保存困難な歯を抜歯したうえで、残存歯の補強と噛み合わせの再構築を含めた治療計画を立てました。
治療前

治療後

上顎では、残っている前歯6本を連結した被せ物で修復しました。前歯をそれぞれ単独で支えるのではなく、連結することで噛み合わせの力を分散させ、歯周病によって動揺が認められた歯への負担を軽減することが目的です。
下顎についても、入れ歯の支えとなる歯には被せ物を装着し、義歯を安定させるための形態を付与しました。
そのうえで上下の奥歯を部分入れ歯で補い、前歯だけで噛んでいた状態から、奥歯にも噛み合わせの力を分散できる状態を目指しました。
歯周病によって弱くなった歯を残すためには、歯周病そのものの管理に加え、残存歯にかかる力を考慮することも重要です。
下顎についても、入れ歯の支えとなる歯には被せ物を装着し、義歯を安定させるための形態を付与しました。
そのうえで上下の奥歯を部分入れ歯で補い、前歯だけで噛んでいた状態から、奥歯にも噛み合わせの力を分散できる状態を目指しました。
歯周病によって弱くなった歯を残すためには、歯周病そのものの管理に加え、残存歯にかかる力を考慮することも重要です。
治療前

治療後

今回の入れ歯は、残っている歯の被せ物と義歯を一体的に設計していることが特徴です。
被せ物には、義歯を支えるレストや、入れ歯を維持するクラスプが適切に収まる形態を設けました。その形に合わせて義歯を製作することで、食事中に入れ歯が浮き上がったり動いたりしにくい構造を目指しています。
また、上下とも金属床義歯を採用しました。金属を使用することで強度を確保しながら床部分を薄く設計しやすく、樹脂製の義歯と比べて食べ物の温度も伝わりやすいという特徴があります。
多数の歯を失った場合、入れ歯の安定性だけでなく、残っている歯への負担や清掃のしやすさも重要です。今回は被せ物の形態から義歯の維持・支持までを考慮し、残存歯を活かしながら長く使えることを目指した治療を行いました。
被せ物には、義歯を支えるレストや、入れ歯を維持するクラスプが適切に収まる形態を設けました。その形に合わせて義歯を製作することで、食事中に入れ歯が浮き上がったり動いたりしにくい構造を目指しています。
また、上下とも金属床義歯を採用しました。金属を使用することで強度を確保しながら床部分を薄く設計しやすく、樹脂製の義歯と比べて食べ物の温度も伝わりやすいという特徴があります。
多数の歯を失った場合、入れ歯の安定性だけでなく、残っている歯への負担や清掃のしやすさも重要です。今回は被せ物の形態から義歯の維持・支持までを考慮し、残存歯を活かしながら長く使えることを目指した治療を行いました。
| 担当医 | 貴志 文哉 |
|---|---|
| 主訴 | 奥歯がなく、しっかり噛めるようになりたい |
| 期間 | 10ヵ月 |
| 費用 | 2,387,000円 |
| 治療内容 | 保存困難な歯を抜歯し、残存歯に連結冠などの被せ物を装着したうえで、レスト・クラスプが適合する上下の金属床部分入れ歯を製作し、奥歯の噛み合わせを回復しました。 |
| 治療に伴うリスク | 入れ歯の装着直後は違和感が生じる場合があります。 バネがかかる歯には力が加わり、動揺や歯周病が進行する場合があります。 |

